カニバル

2026.11.01 神乃

ジョッキグラス 脂に濡れた指先が蓮華のように開かれている

出し慣れない大声で呼ぶ店内で知ってる人が君しかいない

ガラ入れは骨壺を模して作られた 唾液 天使も手羽先を喰う

骨を舐める感触は舌に残されてサワガニの群れは帰っていった

口腔の暗さへ飴を灯しつつレモンは新月みたいな匂い


カニバル ジョッキグラス 脂に濡れた指先が蓮華のように開かれている
出し慣れない大声で呼ぶ店内で知ってる人が君しかいない
ガラ入れは骨壺を模して作られた 唾液 天使も手羽先を喰う
骨を舐める感触は舌に残されてサワガニの群れは帰っていった
口腔の暗さへ飴を灯しつつレモンは新月みたいな匂い

神乃